ボラボラ(38日(水)~310日(金))

 

 

前回は,沖に停泊する望星丸からボートで往復しての上陸のみでしたが,今回はホテル泊です.タヒチの海岸が黒いのに比べて,ボラボラの海岸は白いのが特徴です.島のいたるところで,新しいリゾートホテルが建築されていました.我々は,クラブ・メッドに泊まりました.このホテルでは,東海大学の卒業生が働いていました.また,サファリツアーのガイドの方も卒業生とのこと,日本人があまりいない小さな島での東海大学関係者の割合の高さには驚いてしまいました.

ボラボラ入港時に見た虹

 ホテルには,シュノーケリングのツアー,サメの餌付けのツアー,エイに触れるツアー,サファリツアーと様々なツアーがあり,学生たちは思い思いのツアーに参加していました.ちなみにサメの餌付けのツアーはロープに捕まって,ガイドの人が餌をあげるのを海中で見るツアーです.聞いたところでは,人を襲わない種類のサメで,これまで,フレンチ・ポリネシアでは,人を襲った等の事故は1件もないとのことでした.また,山の上から見たボラボラの海の美しさは言葉で表現できないとのことでした.

 私は,ツアーに参加せずに,ホテルでのんびりとしていました.ベンチに座りながらボラボラの海を静かに眺めているだけでした.これまでの疲れが癒せるひと時でした.のんびり海を見ていると遠くに隣の島々がうっすらと見え,白い雲がゆっくりと移動して行くさまが目に入ってきます.

ボラボラの海

何人かの人がバイタペへ買い物に行きたいとのことで,タクシーをチャーターしてボラボラ島一の都会(でも簡単な店が45軒あるだけです)へ買い物ツアーへと出かけました.バイタペにはきれいな教会がありました.鍵がかかっていて中に入れませんでしたが,周りの緑とマッチして,とても美しかったことが印象に残っています.南太平洋の島々には,至るところに教会があります.30回行ったサモアの教会での出来事を思い出してしまいました.

バイタペの教会

ここでも,お土産の中心は「黒真珠」です.今回のメンバーは,黒真珠には興味のないメンバーだったので,Tシャツや木彫りを中心に見てまわりました.暑い日だったので,そんなにゆっくりとは回れませんでしたが,結構充実した買い物ツアーでした.

 ここで,ドクターが交代しました.先に帰るドクターの送別会を行いました.船酔い等でお世話になった学生が代表でお礼を言っていました.最後には胴上げをされていました.ドクターはひとり先に帰るのがさびしいようで,我々との別れをいつまでも惜しんでいました.

クラブメッドの桟橋

次回は,再度赤道を越えるとき行われたスポーツ大会について紹介したいと思います.

 

 

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