ただよう旗日 本学当世祝日事情

2009/12/01

東海大学理学部情報数理学科 和泉澤正隆

2009年度東海大学大学院・学部学年暦(湘南校舎)[カレンダー形式]には、 「国民の祝日」が、十八日分記載され、それとともに、本学での休日振替えのため長い矢印が4本記入されている。

月曜日の祝日(海の日、体育の日、勤労感謝の日)3日分と4月29日昭和の日が授業実施日となり、 休日が、5月初旬のゴールデン・ウイーク、11月初旬の建学祭(大学創立記念日)、 12月下旬の冬季休暇開始前に振り替えられている。

年毎に決められる”春分”、”秋分”の二日を除き、祝日の月日は決まっていた。
”元日(1月1日)、成人の日(1月15日)、 天皇誕生日(4月29日)、憲法記念日(5月3日)、こどもの日(5月5日)、 文化の日(11月3日)、勤労感謝の日(11月23日)” などである。

フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia)』によれば、

「国民の祝日に関する法律」1948年 の制定時、祝日は九日であり、
その後、

  • 1966年 – 建国記念の日(2月11日)、敬老の日(9月15日)、体育の日(10月10日)を制定
  • 1973年 – 祝日が日曜日の場合はその翌日を休日とする振替休日を制定。初適用日は同年4月30日である。
  • 1985年 – 二つの祝日に挟まれた平日を休日とする国民の休日を制定。初適用日は1988年5月4日である。
  • 1989年 – 1月に今上天皇が即位したことにともない、天皇誕生日を4月29日から12月23日に移動。みどりの日(4月29日)を制定
  • 1995年 – 1996年から海の日(7月20日)を制定

そして、 1998年に、ハッピーマンデー制度が導入され、

  • 「2000年から成人の日を1月15日から1月の第2月曜日へ、 体育の日を10月10日から10月の第2月曜日へ移動」となり、
  • 2001年に「 2003年から海の日を7月20日から7月の第3月曜日へ、敬老の日を9月15日から9月の第3月曜日へ移動」
  • 2005年に「 2007年からみどりの日を4月29日から5月4日へ移動し、同年以降5月4日は国民の休日でなくなる。同じく、昭和の日(4月29日)」を制定。
  • 2005年 – 5月3日から5日が3日連続で祝日となったことに伴い、振替休日と国民の休日についての規定を一部変更。
  • 2008年と2009年の5月6日は、ともに初めて火曜日と水曜日の振替休日となることが確定
  • 2008年 – 2月1日付官報によって2009年の秋分の日が9月23日と決定されたことにより、同年9月22日に国民の休日が約3年半ぶりに適用されることが決定。5月4日以外の日に適用されるのは初めて。 となった。

(以上、『ウィキペディア(Wikipedia)』の経緯より2009/12/05時点での引用)

ハッピーマンデー制度により月曜日祝日の増加で、 単位認定の基礎となる”15週の授業期間”の確保が難しくなり、 曜日による授業日数調整を大学で独自に行わなければいけない状況になった。 国民の祝日=休みの日とは言っても、 交通機関では、祝祭日の意味の旗日(はたび)[家家が国旗を掲げたから。岩波書店:国語辞典(第六版)]に、 国旗を付け、電車やバスの運転手さんは働いている。

また、この頃、生活様式環境も変わり、コンビニ、スーパーなど小売りをはじめとし、 年中無休や24時間営業の業種に従事している方も休日に働く。 (個人としては、全ての休日に働く訳ではないけれども) 大学での休日振替えを入学した時から体験している学生は、 当たり前のことと思っているようである。 大学にも、時代の変化が入り込んでいるということだろう。