正方形ブロック遊び

2003/07/01

東海大学理学部情報数理学科 和泉澤正隆

 いくつかの正方形を辺で付けたブロック片(ピース)を利用した遊びは多数有り、今までに結構熱中したものが有ります。「箱詰め」、「落ち物」、「陣取り」など夢中になった時期順に述べます。

高木茂男氏著編「パズルの百科」(平凡社1981年)によれば、使う正方形の数が二個ならドミノ、三個ならトロミノ、四個ならテトロミノ、五個ならペントミノ、六個ならヘキソミノと言われ、これらはポリオミノと総称されています。アメリカの数学者ソロン・W・ゴロムが研究して以来、多くの人の注目を引くようになり、ゴロムは1965年に「ポリオミノ」と言う本を著していること、また、いくつかのポリオミノ・パズルも紹介されています。

まず、「箱詰め」は、五個の正方形を辺で張り合わせたペントミノ12種を6×10の長方形の中に入れるものです。一つの解答から向きを変えたり、裏返しして出来る解答は別解としないことにすると、解答は2339通りあることが、コンピュータで確認されているそうです。
そして、ホームページ<<from Metal Woods(フロム・メタルウッズ):家族のギャラリー >> には、 ペントミノを解く(‘02.12.31)があります。

次に、「落ち物」は、四個のテトロミノ・・・ではなく「テトリス」。
<<通信用語の基礎知識検索システム Wdic-explorer Version 4.93l (1-May-2003) >> のゲームソフト編によれば、 1985(昭和60)年にロシアの数学者アレクセイ・パジトノフにより開発され、日本では1989(平成元)年に発売されたパズルゲーム。積み重ねていき、 横に一列揃うとその行が消える。 単純なルール、 明快な操作方法で爆発的なヒットをした。・・・とあります。

ブロックが出現してから落下・接地まで、ブロックの回転、それぞれのスピードコントロールなど、如何にもコンピュータ用のゲームだと一時期のめり込みました。

テトリスは回転だけで裏返しがないので7種類のブロック片が使われます。(裏返しがあれば、ブロック片は5種類)

これは、大矢先生のホームページ <<プログラム集:ゲームのプログラム>> にあります。

最後は、今年(2003年)になって、原先生、鳥越先生から教えて頂き、新入生研修会教材としても利用された「陣取り」戦略ゲーム -ブロックス-(Blokus/B.Tavitian/Sekkoia 2001-オリジナルコンセプト:ベルナール・タビシャン/セコイア社) です。
縦横20マスの格子状に区切られた盤面に、正方形 1個、ドミノ1種、トロミノ2種、テトロミノ5種、ペントミノ12種、すなわち、正方形5マスまでのすべてのポリオミノ、21種類の違う形のピースを配置していく戦略ゲームです。

赤・青・緑・黄の四色それぞれ21個計84個のピースがあり、各プレイヤーは四隅からスタートしてピースを並べていきます。

ルールは、同じ色のピースはカド(頂点)同士のみが触れ合うよう(辺が触れ合っては行けない)置きつなげて行き、 最終的に自分のピースをたくさん置いた人が勝者となります。

ホームページ<<Table Games in the World>> には、

 ”・・・ブロックス日本版、9月12日に一般発売
JAGAによると、今年の年間ゲーム大賞の候補作品となったフランスの多人数用戦略パズルゲーム「ブロ(ッ)クス]」 が9月12日に株式会社ビバリーより発売されることになりました。価格は安めの3300円。 すでに7日より銀座・博品館で先行販売・デモンストレーションが行われました。今回の注目点は翻訳付きの直輸入品ではなく、 パッケージまでリニューアルした完全日本語版だということで、今後の海外ゲームの日本展開に影響を及ぼしそうです。 ドイツでは売れにくいと言われるアブストラクトゲームですが、日本でどれくらい受容されるかも、大いに注目されます。 (JAGA 02/09/08)”

や<<Table Games in the World:プレイレポート>>に感想として

”ボードががっちりしていてコマもカラフルということもあり、何となく心浮き立ちます。・・・うまくいって他の人のエリアに侵入でき、隙間に自分のブロックががっちりとはまった時には何ともいえない喜びがあります。完成度の高いゲーム”

と言う言葉もあります。4人でゲームするのが一般的ですが、 <<Table Games in the World:ルール和訳>>には

”1人プレイ用
1人でもパズルとして遊ぶことができます。その際以下の決まりに従います。

84ピース全部をボード上に配置します。
それができたら、最後が1マスのピース4つで終わるように配置します。
それができたら、長方形のピース20を全て8×10のマス(どこに設定してもよい)に収めます。その際同じ色のピースは角でしか接していけないというルールを守ってください。
それができたら、同じ形のピース同士が辺で接しないようにします。”

ともあり、大変奥が深いと思います。ちなみに大森さんのホームページの  <<サンプルプログラム集>> には、コンピュータでのブロックスがあります。
==予定締め切りを大幅に遅れ、

”この頃の学生のレポートはインターネットであちらこちらを摘み食いして、つなぎ合せるだけで、内容もなく、考えてもオラン”

などということが言えない有り様の文になってしまいましたがご容赦下さい。==