情報数理学科のゼミ風景

2017/01/10

2016 年度も残すところあと僅かです。数学と情報が学べる情報数理学科では, 3 年次後半より卒業研究が始まります。数学系のゼミ風景を紹介しましょう。

1)代数曲線暗号の研究で活躍する志村准教授の研究室では,通常のゼミ以外にやや高度な内容のゼミも行っています。12 月末の1コマですが,「p 進体」の基本性質を学んでいます。「体」というのは,有理数,実数,複素数のように「加減乗除」が行える数学的構造です。「p 進体」も「体」としてはやはり「加減乗除」が行えますが,その他の点で高校で学ぶ通常の「数」とは大変違った性質を持っています。

p 進体について学ぶ学生

p 進体について学ぶ学生

2)関数解析の研究で活躍する高阪准教授のゼミでは,学生が「輪講」を行っています。共通の専門書を5~6名で順に読み進めます。書いてあることを理解し,自分の言葉で説明することによって,真の理解が始まります。また聴いている学生,および指導教員は適宜発表者に質問をしますので,発表者はしっかり準備しないといけません。

高阪ゼミの1コマ

高阪ゼミの1コマ

4年生4名が「第6回スポーツデータ解析コンペティション審査会」で発表

2016/12/27

12月18日(日)に統計数理研究所大会議室で開催された,「第6回スポーツデータ解析コンペティション審査会」において,小林研究室の学生 3 名と松本研究室の学生 1 名がポスターセッションで発表を行いました(詳しいプログラムはこちら:ポスターセッションの P 12 をご覧ください)。この審査会は 2011 年度より行われており,スポーツを統計学やORの手法を使って解析を行い,審査をするとともに,その解析結果を広めようと行われている発表会です。情報数理学科の学生 4 名は,野球部門で「野球統計におけるマルコフ性の検証」というタイトルでポスター発表を行い,聴講者から好評を得ました。

野球統計におけるマルコフ性の検証

野球統計におけるマルコフ性の検証

 

高阪准教授がベトナムの国際会議で招待講演

2016/12/20

ベトナムのクイニョン大学において開催された最適化理論と変分解析学および その応用に関する国際会議「New Trends in Optimization and Variational  Analysis for Applications」(2016年12月7日から12月10日まで) に高阪准教授が招待講演者の一人として参加し,研究発表を行いました。

この会議はフランスの University of Limoges における Michel Thera 教授の70歳を記念して開かれたもので、当該分野の研究者が各国から多数参加しました。

招待講演の表題は「Minimizing convex functions in geodesic  metric spaces with curvature bounded above」であり, ある種の曲率条件を満たす測地的距離空間である完備 CAT(k) 空間における凸関数の最小化問題に関する最近の研究成果です。

講演中の高阪准教授

講演中の高阪准教授

これもIoT? インターネットに接続されたボタン

2016/12/16

飯塚ゼミの学生は毎朝研究室に来るとき,もう誰かが研究室のカギを開けたのか,それともまだなのでカギを借りてくる必要があるのかわからず,困っていました.

そこで大学院生の浜田君が今までに学んだ知識を使って,写真のような装置を作り,研究室に設置しました.この装置のボタンを一度押すと,研究室のメンバー全員に「カギを借りました.研究室は開いています.」というメールが送られます.もう一度押すと「カギは返却しました.」というメールが送られます.ボタンとLEDランプだけの単純な装置に見えますが,インターネットに接続されていて,IoT体験が出来る装置です.

浜田君が作成した装置

浜田君が作成した装置

「IoT」という言葉はいま盛んに使われます.しかし内容は多岐にわたり,具体的なイメージがなかなか浮かびません.インターネットに接続された装置を自作し,「IoT」を自ら体験する;まさに大学や大学院でしか経験できない学びです.

神谷雄飛君が全日本インカレ決勝で「スパイク賞」受賞

2016/12/10

11月29日から5日間開催された男子バレーボール全日本インカレ2016(第69回秩父宮杯全日本バレーボール大学男子選手権大会)において,東海大学チームは惜しくも準優勝でしたが,神谷雄飛君(情報数理学科3年次)が「スパイク賞」を獲得しました。詳しくは「東海スポーツ編集部」および「大会公式記録」をご覧ください。

神谷君の話:「スパイク賞という個人賞を獲得したのは嬉しいけど,優勝できなかったのは悔しい。来年は雪辱を果たします。」という力強いコメントでした。