情報数理学科

理学部

  • 湘南キャンパス

数学と情報が融合した最先端の理論に取り組み、現代社会の変革の鍵を握る人材を育成します。代数、幾何、解析に代表される純粋数学のみならず、確率・統計や離散数学などの応用数学、コンピュータとともに発達してきた計算機科学などが、ITの力を身に付けながら学べます。さらに、シミュレーション、人工知能、データベースなど、数理的思考からAIへのアプローチを学びます。

このような背景から、情報数理学科では数学と情報の2教科の教員免許の取得が可能です。


情報数理学科 紹介動画

オープンキャンパスの情報はこちら


東海大学×夢ナビ

理学部情報数理学科 高阪先生による「不動点につい て」のミニ授業です。下記URLからご覧ください。
https://douga.yumenavi.info/Lecture/PublishDetail/2021000726


卒業後の進路・資格

情報数理学科ニュース

情報数理学科の特色

数理的センスと情報の解析・応用の力を身につける

情報数理学科では、数学も情報も学べます。伝統的な数学はもちろん、コンピュータの進歩に伴って発展してきた新しい数学も、そして情報科学も学べます。


数学と情報の2教科の教員免許が取得可能

数学と情報を同時に学べる情報数理学科では、数学の中学校・高等学校教諭一種と情報の高等学校教諭一種の2教科の教員免許を同時に取得できます。


充実した少人数によるゼミナール

情報数理学科では、1年をかけて卒業研究に取り組みます。少人数のゼミナールを行うことにより、各研究室ごとに、数学、応用数学、コンピュータを深く学ぶことが可能です。

カリキュラム

詳細なカリキュラム紹介はこちらをご覧ください

在学生からのメッセージ

バレーボールとの両立

2年次 榎本 航己 さん
東海大学付属相模高等学校(神奈川県)出身

私は小学校1年生から13年間バレーボールに打ち込んできました。ずっと夢だった全国制覇を叶えるため、この大学に進学しました。しかし、せっかくの大学なのにバレーボールだけではもったいないと思い、昔から好きだった数学と興味があったコンピュータの両方が学べるため、情報数理学科を選びました。また、情報数理学科の先生方は、とても部活動のことを理解してくださり、大会などで授業に参加できなかった時でも、時間を見つけて解説などをしてくださるので、部活動との両立がしやすいです。もちろん部活動と勉強の両立はとても簡単ではありませんが、将来の幅を広げるためにも、この大学生活は大切です。皆さんもこの学科で共に夢に向かって頑張りませんか。


卒業生からのメッセージ

将来の選択肢を広げた「数学と情報」の学び

2017年度卒業 小林 春菜 さん
横浜市立すすき野中学校

私は、高校生の頃から教員になりたいと思い始め、数学と情報の教員免許が取得できる情報数理学科を選択しました。はじめは、数学メインで情報はついでにと思っていました。しかし、学んでいくうちに数学と情報の関係性に興味を持ち、途中からは特にプログラミングに引かれ、そちらの道に進もうかと悩むほど将来の選択肢を広げることができました。プログラミングが好きになったおかげで、勉学と両立して、プログラミング教育に関するアルバイトもできました。最終的には最初の希望通り、教員になることができました。

教員になってからも、大学での学びが役に立っています。これからの教育では“論理的思考力”や“コンピュータを活用する力”などが求められています。しかし、どのように情報的な要素を授業に組み込んでいくかは、教員の裁量にまかされています。そのため、そのような授業を考えるときにも“数学と情報”の両方の学びがあってよかったと感じています。

私にとって情報数理学科は、将来の選択肢を広げられ、自分に合った学びができる良い環境でした。将来どのような職業に就くか分からなくても、情報数理学科での学びはきっとどこかで役に立つと思います。学びに時間を費やせる大学時代、勉学もその他の活動も楽しめる環境で過ごせると良いですね。

こちらのパンフレットで他のメッセージも読むことができます(2022年度パンフレットに移動します)

情報数理学科教員の分野と研究

教員名 専門分野
教授
飯塚 泰樹 分散人工知能
桑田 孝泰 代数幾何学,離散幾何学
高阪 史明 不動点理論,凸解析 個人HP
酒井 利訓 離散幾何学
土屋 守正 離散数学,グラフ理論
那須 弘和 代数幾何学 個人HP
松井 泰子 OR,離散最適化 個人HP
松本 哲志 計算論的学習理論
 
准教授
大西 建輔 教育工学,データ工学 個人HP
小林 正弘 待ち行列理論,確率論 個人HP
月岡 透 代数幾何学

教員名クリックでリサーチマップへ移動します

詳細な教員紹介はこちらをご覧ください(2022年度パンフレットに移動します)

学科長からのメッセージ(松井 泰子教授)

 情報数理学科は、1974年に『数学』と『コンピュータ科学』が学べる学科として設置されました。2022年現在、「情報数理学科」という名称は国内で本学科のみです。 進路はIT企業への就職が多く、ほぼ100%の高い就職率を誇っております。 教職免許は「数学」と「情報」の2免許が同時に取得できる東海大学唯一の学科として人気を博し、毎年卒業生80名中20~30名が教員免許を取得し、多くの卒業生が中・高教員として活躍しています。 近年は、伝統的な数学の他、AIやデータサイエンス等の応用分野に関心を持つ学生が増え、また留学生も増加傾向にあり、未来に向けて多様性が反映されています。 教職員全員で皆さんの向上心をサポートし、希望する進路実現に向けてお手伝いをさせて頂きます。

東海大学ならではの教育システム