修士論文公聴会を実施

2016/02/05

大学院数理科学専攻では2月5日に修士論文の公聴会を実施しました.情報数理学科から進学した情報数理学コースの修士2年生は,その半数以上が数学の教員免許をもっていることから,公聴会では数学教育に関する発表が多数ありました.

公聴会の様子

公聴会の様子

卒研紹介:数学が ”つまらない” から ”楽しい” に変わる教材

2016/02/05

情報数理学科では,数学と情報を学びます。卒業後は多くの学生は企業へ就職しますが,教員になる人も少なくありません。教員志望者が多い桑田ゼミに所属する内田歩さんは,特技を活かして『数学が ”つまらない” から ”楽しい” に変わる教材』を作成しました。クリックすると,卒業研究の一部が閲覧できます。

桑田教授(指導教員:数学教育,離散幾何)の話:4 月から高等学校で数学教員になる内田さんは、絵を描くのが上手く、人にわかり易く伝えることが得意な持ち味を活かして、マンガを利用した教材を卒業研究で作成しました。数学を苦手としている生徒にどのように教えていくかという難しい課題に対して、“つまらない”を“楽しい”に転換し,生徒の興味や関心を引き出す工夫が随所に見られます。

 

卒研紹介:線形代数と画像解析(ウェーブレット解析)

2016/01/29

藤ノ木ゼミでは主に画像解析に取り組んでいます。数学的理論を理解するだけでなく、プログラミングを通じて実際の画像に対する応用もしています。画像といっても 2次元と 3次元のものがあるので、それぞれ 2名の卒業研究を紹介します。

小林君の卒業研究

小林君の卒業研究

小林君の話:卒業研究では、画像のキーポイント検出について取り組みました。キーポイントとは、画像の輪郭の中でも特に特徴的な点のことで、物体認識・検出などに用いられ、近年注目されています。ウェーブレット解析を利用した高速な検出プログラムを作成しました。

齋藤君の卒業研究

齋藤君の卒業研究(クリックして別画面でアニメが楽しめます)

齋藤君の話:画像を球面に貼り付けて、三角形の集まりで表現されたデータをウェーブレット変換で近似していくプログラムを作りました。2次元と 3次元の世界を行き来するので、大変だったのは主にプログラミングですが、極座標変換などの座標変換に加えて、基底や写像などの線型代数学の基礎知識も重要であることがわかりました。

 

 

ものづくり学生サミットin湘南2015に2年生が参加

2016/01/26

東海大学工学部が実施する公募型課題解決コンペティション「ものづくり学生サミットin湘南」が6月から12月まで開催されていましたが,このコンペティションに情報数理学科2年生の内藤さんが,理学部からただ一人参加し,デザイン提案で目覚ましい成果を上げました.

内藤さんの話:「普段お話する機会がない他学部の方たちと相談しながら課題の解決に挑戦しました.いろいろな刺激を受け,非常に楽しく活動させていただきました.と同時に,3年生から始まるゼミに向け,もっといろいろ学んでみたくなりました.」

ものづくり学生サミットin湘南に参加した内藤さん

ものづくり学生サミットin湘南に参加した内藤さん

卒研紹介:可換代数の教科書を読む

2016/01/26

情報数理学科では,3年次後期から3学期(1年半)をかけてじっくり卒業研究を行います。数学から情報まで幅広いテーマが用意されており,学生は一つを選びます。

『可換代数入門』(Introduction to Commutative Algebra, Atiyah-MacDonald著)という定評ある教科書をしっかり理解することを目標にした石井貴大君(那須ゼミ)は,1年をかけてじっくりこの本を読みこなし50ページのレポートにまとめました。4月からは大学院進学も決まっており代数幾何学を専攻する予定です。

那須准教授(指導教員・代数幾何学)の話: 石井君は,大学院で数学(代数幾何学)の研究を始める準備として,私とのセミナーで上記の本の2章と3章を丁寧に読みました。数学のセミナーでは、定理の証明を理解するため、教科書に書かれていない細かい部分の証明を自分で補いながら読む必要があります。一般にこの作業を本の行間を埋めると言いますが,石井君はセミナーを通じて,論理的に考える力と代数学の専門知識を身につけました。大学院進学後の活躍に期待します。